女性のキャリアデザイン&転職
- vol.1 : 自分のキャリアは自分でデザインしよう
- vol.2 : 女性に適した転職活動の方法は?
- vol.3 : 女性に人気の10職種徹底研究!
contents
まだまだ女性は働き難いという現実!自分のキャリアは自分でデザインしよう
転職相談.jpが働く女性を対象に実施したアンケート結果を見ると結婚・出産後も働きたいという女性の割合は7割を超える一方で、結婚・出産後の働き方に対して多くの女性が悩んでいる実情がわかります。
更に平成18年度版の国民生活白書を見ると女性の働く環境がここ20年間で改善されておらず、むしろ悪くなっている事に驚かされます。
つまり、育児休暇制度の取得奨励や男性の子育て参加等が盛んに話題に上るようになった現代でも、女性にとって働き難い社会であるという現実は変わっていないのです。

社会や男性の意識が根本的に変わらなければこの状況の劇的な変化は望めません。ただ、いつ行われ効果があるかどうかもわからない国の政策を待っていても仕方がありませんし、会社や男性が変わる事に期待しても期待を裏切られる可能性大です。
それでは女性はどうすれば良いのでしょうか?その答えは一つ。自分のキャリアは自分でデザインし、自分の手で生き生きと働ける場所を見つけるしかありません。一度しかない人生ですから自分が花開く場所を見つけましょう。
まずはやりがい探しからスタート
仕事は人生の中で最も長い時間を費やす行為です。もしその時間が幸せだったとしたら人生は凄く楽しくなると思いませんか?
自分のキャリアデザインを描くとき、最も中心に置くべきは自分がその仕事をしていて幸せを感じる事ができるかどうか?それはつまり、やりがいを感じて働けているかどうかと言い換える事ができます。
それではどうすれば仕事に対するやりがいを感じることができるのでしょうか?これは数多くの仕事に関する意識調査や脳科学の研究から明らかになっています。人間がやりがいを感じて働ける環境は下記の2つに集約されます。
1.仕事を評価される状況や感謝される環境がある
2.好きな仕事・業務をしている
これをご覧になると「給与が良いは?」というご意見があるかと思いますが、給与が良いということは評価の一つに過ぎず、これだけで人間はやりがいを持続させることができないということもわかっています。
みなさんはやりがいを感じる仕事をされているでしょうか?まずはじっくり自分を見つめ直してみましょう。
仕事を楽しむ努力も大切!それでも駄目なら転職を検討
やりがいは自分の努力によって見つけることができる場合もあります。
例えば、日々の仕事の進め方を工夫し、効率化することでマンネリ感から脱出することができます。また、その効率化が他の人でも実践できるものであれば同僚や上司から感謝されることもあるでしょう。
現在の仕事(職場)が楽しくないと感じている場合でも工夫次第でやりがいを感じる環境に変わる場合があるということは憶えておきましょう。
とはいえ、いくら考えても「今の職場(仕事)ではどう頑張ってもやりがいは見つかりそうもない。」という方もいらっしゃると思います。
そういう場合は転職を視野に入れて検討すると良いでしょう。転職はキャリアアップのチャンスであり、自分のキャリアを軌道修正するためのチャンスでもあります。やりがいを見つけるための手段として上手く活用しましょう。